6月13日(木)、FIA世界耐久選手権(WEC)2018-2019年スーパーシーズン第8戦ル・マン24時間レースの予選2回目、3回目が行われTS050 HYBRID 7号車が小林可夢偉のアタックでポールポジションを獲得した。
中嶋一貴がアタックした8号車も2番手で続き、TOYOTA GAZOO Racingは一昨年、そして昨年の第2戦に続き、3年連続で最前列グリッドに並んでル・マン24時間レースのスタートを切ることとなった。
■小林可夢偉(7号車)
「再びポールポジションが獲得出来て本当に嬉しく思っています。2017年の記録更新を狙っていたのですが、それは上手くいきませんでした。路面コンディションやコースの混雑状況は今日より2年前の方が良かったと思います。
ただ、ル・マンでポールポジションを獲得することはやはり気分が良いものです。既に気持ちは切り替わり、日曜日の決勝での結果を出すため全力を尽くします。」
■マイク・コンウェイ(7号車)
「昨日のアクシデントにより大修理を余儀なくされましたが、今日の予選に間に合わせてくれたスタッフの皆には本当に感謝します。大変な作業だったと思いますが、彼らの頑張りによってポールポジションが獲得出来たものと思っています。
チームの仕事と可夢偉の予選ラップは素晴らしいものでした。その後の走行では車両セッティングの煮詰めに集中し、有意義な一日になりました。ポールポジションによる選手権ポイントは貴重な1点になるかもしれません。」
■ホセ・マリア・ロペス(7号車)
「ポールポジションは素晴らしい気分ですが、嬉しがってばかりいられません。喜びたい気分の反面、24時間レースの長丁場で、最終的な結果を出すことが目標です。
チームの皆、特に車両を間に合わせてくれたメカニック達には感謝したいと思います。今日のポールポジションは彼らによって獲得出来たものです。ここからは、決勝レースへの準備にベストを尽くします。」