NEXT...F1開催スケジュール

【F1テスト2・1日目タイム&使用タイヤ】レッドブル・ホンダがミディアムタイヤで2番手!

2019年02月27日(水)2:19 am

プレシーズンテスト2回目の1日目(テスト5日目)の走行が終了した。

トップタイムはマクラーレンの新人ランド・ノリスが1分17.709秒をマークした。タイヤのコンパウンドはソフト(レッド)のC4だ。

ノリスは、マクラーレンのピットを訪れたフェルナンド・アロンソが見守る中ベストタイムを残したが、その直後にスピンを喫してしまいセッションを終えた。午前中には油圧のトラブルでストップしており、コース上でマシンを止めたのはこの日2回目だ。

ノリスからわずか0.006秒差の2番手はホンダのパワーユニットを搭載するレッドブルのピエール・ガスリーだ。こちらのコンパウンドはミディアムタイヤ(イエロー)のC3だった。

さらに17秒台にはレーシングポイントのランス・ストロール、フェラーリのセバスチャン・ベッテルが続いた。

フェラーリは午前中、冷却系の問題を調査していたためシャルル・ルクレールはあまり走行することができなかったが、午後は問題なく走行を終えた。

■メルセデスに初トラブル

午前中フロントウイングを含む空力関連のパーツを大幅に入れ替えたメルセデスAMGは、午後はバルテリ・ボッタスに交代。

しかしわずか数周で油圧トラブルでストップしてしまい新しいパワーユニットに交換。午後はほとんどの時間をガレージの中でタイムを出せずにいたが、セッション終了間際にコースイン。ボッタスはこの日7周しかできず11番手で終えている。

一方で、先週新車FW42の投入が遅れたウィリアムズだが、119周を走行し生産的な一日になった。

現時点でのプレシーズンテスト最速タイムは、先週のテスト最終日にニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)が出した1分17.393秒だ。あと3日間で各チームが本気を出してきた時、どんなタイム、どんな順位になるのか注目だ。

■【F1テスト2・1日目タイム&タイヤ】

P ドライバー チーム PU タイム TY
1 ノリス マクラーレン R 1:17.709 0.000 80 C4
2 ガスリー レッドブル H 1:17.715 +0.006 136 C3
3 ストロール レーシング● M 1:17.824 +0.115 82 C5
4 ベッテル フェラーリ F 1:17.925 +0.216 81 C3
5 ジョビナッツィ アルファロメオ F 1:18.589 +0.880 99 C4
6 アルボン トロロッソ H 1:18.649 +0.940 103 C4
7 ルクレール フェラーリ F 1:18.651 +0.942 29 C3
8 マグヌッセン ハース F 1:18.769 +1.060 131 C4
9 ラッセル ウィリアムズ M 1:19.662 +1.953 119 C5
10 リカルド ルノー R 1:20.107 +2.398 77 C3
13 ボッタス メルセデス M 1:20.167 +2.458 7 C2
11 ハミルトン メルセデス M 1:20.332 +2.623 83 C2
12 ヒュルケンベルグ ルノー R 1:20.348 +2.639 80 C3

※PU=パワーユニット:M=メルセデス、F=フェラーリ、R=ルノー、H=ホンダ
※TY=タイヤ:C1は最もハード(白)、C3はミディアム(黄)、C5が最もソフト(赤)、PRはプロトタイプ

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック