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【マクラーレン・ホンダ】ブーリエ「不運、カジノで負けたようなもの。バンドーンは自信が増したのは良かった」

2017年05月29日(月)12:15 pm

F1モナコGP決勝レースを終えて、マクラーレン・ホンダのレーシングディレクター、エリック・ブーリエが、レースを次のように振り返った。

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■エリック・ブーリエ(レーシングディレクター)

「モンテカルロのカジノを訪れて、大儲けをすることもあれば、手ぶらで帰ることもあります。今日は我々にとって、運に恵まれなかった不運な一日であっただけに過ぎません。

ジェンソンがレースを後方からスタートすることは、分かっていました。ただ、ザウバーが我々と全く同じ戦略に出たことで、渋滞のない中でジェンソンを走らせようという目論見が台無しになってしまったことは残念です。

ウェーレインのマシンが安全にリリースされなかったにもかかわらず、それによって彼が受けたペナルティーがジェンソンにとってはなんの得にもならなかったことは、残酷なことだったと言えるでしょう。2台のクラッシュはレースでは起こり得るものですが、両ドライバーにケガがなくてよかったです。

その後は、残ったストフェルに焦点を当ててレースを展開し、今日はまずまずの結果が得られるのではないかと思っていました。ストフェルはレース全体にわたって、トップ10周辺を常に走行し、オプションタイヤでのペースは非常に期待できるものでした。

プライムタイヤに履き替えたあとも、入賞することは確実だと思っていました。しかしながら、セーフティカー導入後のレース再開の際に、タイヤとブレーキが温まっていなかったためにアンダーステアとなり、1コーナーのタイヤウオールにクラッシュしてしまいました。

それでも、ポジティブな点はあります。今週末はストフェルが、ドライビングとマシンに対する自信の持ち具合という面で、確実に一歩前進したと思います。また、ジェンソンは彼が今も偉大なチャンピオンであり、F1というスポーツにとってすばらしい大使の役割を担っていることを示してくれました。

最後に、インディ500でレースに臨むフェルナンドと我々の仲間に『幸運を』というメッセージを送ります」

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