F1モナコGP決勝レースを終えて、ホンダの長谷川 祐介F1プロジェクト総責任者が、レースを次のように振り返った。
●【決勝結果】F1モナコGP決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数
■長谷川 祐介(株式会社本田技術研究所 主席研究員 F1プロジェクト総責任者)
「今日は残念なレースになってしまいました。
ストフェルはペナルティーにより12番手からのスタートでしたが、プラクティスからペースがいいのは分かっていたので、オーバーテイクが難しいここモナコでも、ポイント獲得のチャンスはあると思っていました。実際に賢明なピット戦略と彼の見事な走りにより、ポイント圏内に届いたことはすばらしかっただけに、あのような接触でポイントを逃してしまったことは本当に悔しく残念です。
ジェンソンにも速さはあったと思いますが、前を走るライバルに引っかかり、なかなかペースを上げられない状況でした。終盤の接触によりリタイアするかたちになりましたが、昨日の予選でのパフォーマンスなど、スポット参戦とは思えない活躍を披露し、伝統ある華やかな舞台でチームに明るい雰囲気をもたらしてくれた週末でした。
テクニカルサーキットのモナコから一転、次戦はパワーサーキットであるカナダで、インディから戻ってくるフェルナンドを迎えて戦うことになります。
次はカナダになりますが、まずはその前に、フェルナンドのインディ500での活躍をテレビで見守ることにします」
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