トヨタ自動車の『オタク』だったハイブリッド車、20年で世界販売台数1,000万台

2017年02月15日(水)19:20 pm

トヨタ自動車は、ハイブリッド車のグローバル累計販売台数が2017年1月末までに1,004.9万台となり、1,000万台を突破したと発表した。

■販売加速、9ヶ月で100万台上積み

1997年8月に日本でコースターハイブリッドEVを発売、同年12月に世界初の量産ハイブリッド乗用車プリウスを発売して以来、2016年4月末の900万台突破から約9か月で累計販売台数1,000万台を達成した。

■ハイブリッド車は20周年

トヨタがハイブリッド車を投入して20年。「環境性能でクルマを選ぶ」という新しい基準ができ、ハイブリッド車を開発・導入する会社が増えたことで「ハイブリッド車」という新しいジャンルが定着した。

さらに、世界中でハイブリッド車や他の低燃費車が選ばれるようになったことで、自動車業界全体として地球環境問題への貢献を進めることができた。

■発売当時は『オタク』だとも言われた

初代プリウスの開発責任者である内山田竹志取締役会長は次のように語った。

「初代プリウスの発売当時『ハイブリッド』という言葉は世間に全くなじみもなく、乗っている人は『オタク』だとも言われた。
しかし、そのような未知のクルマに期待を寄せ、お乗りいただいた多くのお客様に支えられて、ハイブリッド車は1,000万台という節目を迎え、今では『普通のクルマ』になるまで普及することができた。
ハイブリッド車をここまで育ててくださった全てのお客様に心から感謝を申し上げるとともに、これからもお客様と一緒に地球環境問題の解決に貢献できるよう挑戦を続けていきたい」と語った。

■CO2排出抑制効果は約7,700万トン

なお、2017年1月末までに販売したハイブリッド車のCO2排出抑制効果は約7,700万トン、ガソリン消費抑制量は約2,900万kL(いずれも車両サイズおよび動力性能が同等クラスのガソリンエンジン車との比較)と試算している。

■プリウスコンセプト(1995年)

■プリウス(初代)

■プリウス(2代目)

■プリウス(3代目)

■プリウス(4代目)

■販売台数の伸び

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