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【比較動画】ハミルトンとロズベルグの車載カメラにはエンジンマップの違いがハッキリ映っていた

2016年05月17日(火)23:55 pm

F1スペインGP決勝レース、オープニングラップでクラッシュしてしまったメルセデスAMGの2台。

●どちらが悪かった?ロズベルグとハミルトンのクラッシュ

FIA(国際自動車連盟)は、「レーシング・インシデント(レース中の事故)」だったと判断し、ルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグはお咎めなしとなった。一件落着のはずだったが、まだ世界中で物議を醸している。

■ハミルトン擁護派の意見

後ろから追突することになったルイス・ハミルトンを擁護する人たちの意見は「ロズベルグがエンジンマップを間違えて17km/hも遅かったのが原因」「ロズベルグはイン側を閉めすぎだ。1台分のスペースを空けておくべきだった」という意見だ。

■ロズベルグ擁護派の意見

追突されたニコ・ロズベルグを擁護する人たちの意見は「ハミルトンが攻めすぎ。あそこで無理することなどない」「ハミルトンはアクセルを抜くべきだった」「ロズベルグがブロックするのは普通のこと」「ハミルトンはイン側がダメなら無理せずアウト側から行くべきだった」という意見だ。

■それぞれのプレッシャー

ロズベルグは連勝記録更新と悲願の年間チャンピオンへ一歩でも近づきたいというプレッシャーがあり、一方、今季負けっぱなしのハミルトンは、これ以上ポイント差を広げられたくないというプレッシャーがあったのだろう。

意見は割れたままだが、メルセデスAMGのベテラン2人が消えたことでセンセーショナルなレースになったことは間違いない。

●【動画】Mercedes mayhem: Analysing Hamilton and Rosberg's Turn 4 clash(2:33)[F1.comへ]

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