イタリアの『Omnicorse(オムニコルセ)』が、メルセデスの秘蔵っ子であり、2015年にDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)で史上最年少チャンピオンに輝いたパスカル・ヴェアラインが、今年マノーからF1デビューを飾ることになりそうだと報じた。
メルセデスでは、今年から同社のエンジンを搭載することになるマノーからヴェアラインをF1デビューさせるための交渉を行っていたが、マノー側が要求するシート料とは大きな隔たりがあると報じられていた。
また、『Omnicorse(オムニコルセ)』では、そのヴェアラインのチームメートとなるのはインドネシア人ドライバーのリオ・ハリアントだろうと報じている。ハリアントに関してはインドネシア政府が支援に動いていることが明らかになっていたが、こちらもマノーの提示した資金を用意するのは難しいのではないかと見られていた。
一方、3日(水)に2016年の体制を明らかにすることになっているルノーだが、昨年までロータスに在籍していたパストール・マルドナードがシートを喪失したことを認める声明を出しており、代わってケビン・マグヌッセンがそのシートを獲得したものと考えられている。
さらに、うわさではメルセデスAMGの育成ドライバーであり、現在は同チームのテストドライバーを務めるフランス人ドライバーのエステバン・オコンが、メルセデスからのレンタルという形でルノーの控えドライバーに指名されるようだとも言われている。