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フェラーリパワーで「1秒は速い」若干18歳は飛躍するか？

昨年17歳でF1デビューを飾ったマックス・フェルスタッペン（トロロッソ）が、2年目のF1シーズンには大きく飛躍できるはずだと考えている。その根拠は、今年から搭載されるエンジンがフェラーリに変わったことだ。

昨年は最高レベルのシャシーを作り上げたと言われたトロロッソだったが、搭載していたルノー製パワーユニットの信頼不足、パワー不足により、その実力を十二分に発揮することはできなかった。

だが、イタリアのファエンツァに本部を構えるトロロッソは、今年はフェラーリの2015年スペックエンジンを搭載することになる。かつて2007年から2013年まで同じイタリアの名門フェラーリからエンジン供給を受けていた経緯もあるだけに、トロロッソとしてもかつて慣れ親しんだフェラーリとの関係復活に大きな期待を寄せている。

そして、それはフェルスタッペンも同じだ。フェルスタッペンは母国オランダの『Ziggo Sport（ジッホ・スポルト）』に次のように語った。

「かなりよさそうだよ。昨年より（1周あたり）0.8秒から1秒は速くなりそうだ」

「これは大きいよ。多分、僕たちは2016年に（現行メーカーの）新バージョンエンジンを手にするチームたちよりも大きく飛躍できると思うよ」

そう語った18歳のフェルスタッペンは、「僕たちは、エンジンが大きく変わるからね」と付け加えた。