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メルセデスAMG、F1テストで利益は得ていないと主張

2013年06月20日(木)23:14 pm

フランスのパリでF1統括団体FIA(国際自動車連盟)による国際法廷の聴聞会が開始。メルセデスAMGのチーム代表ロス・ブラウンは、極秘タイヤテストによってある程度の情報を得ることは避けられなかったものの、それによってアドバンテージを得ることはなかったと主張した。『Autosport(オートスポーツ)』が報じている。

聴聞会でブラウンは、テストによってメルセデスAMGがどうアドバンテージを得ることができたのか見当もつかないと語った。

「どのタイヤなのかも分かっていなかった。ピレリが、何を目的にしているのかも正確には把握していなかった」

「われわれは常に、悪い情報よりも、何も情報がない方がいいという大前提で作業を行っている。あのテストでの何らかのデータをどう使えたのか見当もつかない」

また、クルマが正常に機能していることを確認するという安全上の理由からテレメトリーも常に作動していたものの、そのデータが使われないことを保証するため、チーム本拠地のセキュリティー万全なサーバー内にデータは保存してあるという。

さらに、FIAの弁護士から現行車でのテストは、どんなものでも有益だと指摘されると、ブラウンは次のように返答した。

「それは避けられないと思うし、われわれがFIAからテストの許可を得た際も、考慮されたことだと思う。しかし、冷静に判断する必要がある」

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