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ケータハム、ドライバーの評価を保留

2013年06月20日(木)19:14 pm

昨年までケータハムに所属していたヘイキ・コバライネンをチームに復帰させるべきだとの声が上がるなか、チーム代表シリル・アビテブールはチームの新しいドライバーラインアップを支持している。

2010年からF1に参戦しているケータハムは、経験豊富なコバライネンを放出して新人ドライバー2人を起用し、開発がままならないクルマで2013年シーズン序盤のレースを戦っている。

F1第4戦バーレーンGPの金曜日にはコバライネンがケータハムのクルマに乗り、新パーツの評価などを行ったこともある。そのため、F1第7戦カナダGPでマーク・ウェバー(レッドブル)から「ミラーも見れないペイドライバー」の烙印(らくいん)を押された新人のギド・ヴァン・デル・ガルデあるいはシャルル・ピックに代えて早々にコバライネンを復帰させるのではないかと言われていた。

アビテブールはF1公式サイトのインタビューで「コバライネンが走ったセッションとフィードバックは確かに役立ってくれた」と話していたが、コバライネンに再びステアリングを任せる動きは今のところ見られない。

それでも、コバライネンの母国フィンランドのコメンテーターであるオスカリ・サーリは「今シーズン中に、コバライネンがレースをするところを見られると思う」と話している。

ヴァン・デル・ガルデはカナダGPでのウェバーとの接触の責任を問われて次戦イギリスGP(30日決勝)での5グリッド降格が決まっているが、アビテブールはヴァン・デル・ガルデとピックを擁護している。

「チームと同様に、私はドライバーたちを適切なタイミングで評価してやりたいんだ。いまのところは2人とも進歩しているようだ」

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