21日(日)に行われたF1バーレーンGPにおいて、ロータスのキミ・ライコネンは2位表彰台を獲得していたが、実はそのとき、体調が万全ではなかったことが明らかとなった。
ライコネンの母国フィンランドの『MTV3』と『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』が伝えたところによれば、レース前に催されたドライバーズパレードに遅刻したライコネンだったが、そのとき実はアレルギー症状を起こしていたという。
ライコネンのトレーナーを務めるマーク・アーノールは、「彼は年に3、4回そういう症状を起こすんだ」と明かし、次のように続けている。
「どうしてレース直前にそうなってしまうのか分からないんだけど、主に皮膚に症状が出るもので、目にはそれほど影響はないよ」
アーノールによれば、ライコネンは抗ヒスタミン剤の処方を受けているという。
ロータスのトラックサイドオペレーションズディレクターであるアラン・パーメインは、今回のバーレーンGPでのライコネンの活躍について次のように語った。
「レースをスタートする前に(アレルギーで)苦しんでいたことを考えれば、あんな活躍ができるなんて本当に驚きだね」