F1最高責任者のバーニー・エクレストンが、エクレストンを現在の地位から引きずりおろす動きがあるとの報道についてコメントした
元銀行家のゲルハルト・グリブコウスキーの汚職問題が大きく取りざたされて、メルセデスなどがエクレストンを失脚されることを狙っているとも報じられていた。
そんな中、F1の筆頭株主であるCVC(キャピタル・パートナーズ)が、ヘッドハンティング会社にエクレストンの後任候補者を探すよう委託したとも伝えられたが、エクレストンはこれを一笑に付し、インド版『Telegraph(テレグラフ)』へ次のように語った。
「そうじゃないんだ」
「F1株式上場のためには、出資候補者たちに対して、もしもの場合に備えていることを示す必要があるんだ。それが普通(の手順)らしい。私はそう聞かされているよ」
エクレストンは先週の28日(日)にインドで82回目の誕生日を迎えたが、F1界の著名人たちからケーキをプレゼントされていた。
その中の1人、かつて3度F1タイトルを獲得したニキ・ラウダは『Blick(ブリック)』紙へ次のように語っている。
「私はこれまでの人生で、そのカリスマ性や人格に大きな影響を受けた2人の人に出会ったよ」
「それはエンツォ・フェラーリ(フェラーリ創設者)とバーニー・エクレストンだ」