マクラーレンのジェンソン・バトンは、鈴鹿サーキットで行われた日本GPフリー走行3回目で、16周を周回してベストタイムは1分33秒025で8番手。予選では、1分31秒290で3番手になった。なお、バトンはギアボックス交換のため5グリッド降格を受ける。
ジェンソン・バトン
「よい予選だった。Q3で走った2本とも感触はよかったよ。昨日からクルマを大幅に改善させた。昨日は追い抜きしやすいように、ダウンフォースを削っていたけど、今日はそれをやめたんだ。クルマの状態は良くなったし、とても満足している」
「ギアボックス交換によるペナルティーで後方からスタートしなくちゃいけないのは残念だよ。DRS(空気抵抗低減システム/可変リアウイング)が導入されたとは言え、ここ鈴鹿で追い抜くのは至難の業だからね。なのに今年はDRSが使用できる区間が短縮されたから少し驚いている」
「でも、鈴鹿でレースをするのは好きさ。みんなまだ明日の戦略を決めかねていると思うし、タイヤのグレイニング(タイヤの表面がざらざらになり、ささくれのようになる状態)やブリスター(タイヤのオーバーヒートにより、タイヤ表面に気泡ができること)が起こりやすいから、予測不能な展開になると思う」
「タイトル獲得をあまり期待できないことはわかっている。でも、日本のファンの前でいい走りを見せたい。明日は勝ちにいくよ」