ブラッド・ピット主演の新作F1映画の撮影が、ハリウッドで俳優労組と脚本家組合がストライキに突入しているにもかかわらず、今週末もハンガリーで続けられている。
「今のところ、すべての撮影はキャンセルされています」と、この映画の制作チームの関係者は先週、『NBC』に語った。
「ブラッド・ピットは本当に楽しんでいましたが、彼は間違いなく労働組合の非常に忠実なメンバーです」とその関係者は付け加えた。
しかし、今週末のハンガロリンクでは、F2マシンを改造した“APX GP”を使ってコース上のシーンの撮影が続けられており、ブラッド・ピットはシルバーストーンと同様に特別ガレージが設置されたブダペスト近郊のサーキットに登場する予定だ。
「幸いにも我々は続行できるよ」とエグゼクティブ・プロデューサー(製作総指揮)のルイス・ハミルトンが『Kolner Express(コルナー・エクスプレス)』紙に語っている。
「うまくいけば、ここで映画の重要な部分を完成させることができるといいね。現時点でいくつかのシーンを見たけど、出来上がりが楽しみだよ」とハミルトンはハンガリーで付け加えた。