2017年F1プレシーズンテスト(バルセロナ・サーキット)の初日の午前中、ホンダの新パワーユニットにオイル漏れのトラブルが発生した。その後パワーユニット交換を終え、16時にコースに復帰し29周を走行した。午後はプログラムに沿い、データ相関とシステムチェックに焦点を当てていた。
ホンダF1プロジェクト総責任者の長谷川祐介は次のように述べた。
■長谷川祐介(株式会社本田技術研究所 主席研究員 F1プロジェクト総責任者)
「今朝、フェルナンドのインストレーションラップ中にオイルシステムの問題が検出されました。時間の都合を考え、私たちはパワーユニットを交換することが最善だと判断しました」
「初期調査に基づいて、我々は2017年のオイルタンクの形状に関連する問題だと考えていますが、これを特定するにはさらなる調査が必要です」
「午後には、今日のテストプログラムを続けることができました。明日の走行に向けて状況を改善するために、我々は夜通しで作業を続けます」
明日はストフェル・バンドーンが走行する。
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