ザウバーのチーフデザイナー、マット・モリスがチームを離脱した。
いずれもドイツ語圏の報道機関『Speed Week(スピード・ウィーク)』、『Blick(ブリック)』、それに『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、モリスに代わって、これまでコンセプト・デザインを担当していたエリック・ガンデランが役職を継ぐと伝えている。
『Speed Week(スピード・ウィーク)』によると、モリスは他チームからのオファーを受け、ザウバーに辞職願を出したという。
ガンデランは7月1日付けで新しい仕事に就くとのことだ。ジェームス・キー、モリスに次いでガンデランと、ザウバーはこの3年で3人もデザイナーが入れ代わっている。
コスワースやウィリアムズでキャリアを積んだモリスの向かう先はマクラーレンだと、『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は伝えている。
一方、V8自然吸気エンジンからV6ターボエンジンに移行する2014年、ザウバーは引き続きフェラーリのパワーユニットを使用する“見込み”だと、同チーム代表のモニシャ・カルテンボーンは語っている。