ロータスのチーム会長であるジェラルド・ロペスが今後の展望を語り、数年以内にトップ争いに加わるようなチームにするという目標を掲げた。
「われわれは2015年から2016年シーズンにチャンピオンの座を獲得するという目標のもと、すべての努力を注いでいく。(チームの前身となるルノーの)これまでの輝かしい経歴をこれからも引き継いでいきたい」とロペスはコメントした。
チーム会長のみでなく、オーナー企業ジェニイ・キャピタルの共同創設者であり、代表者という役割も担うこととなったロペスは、2007年のF1王者キミ・ライコネン、そして現GP2王者のロメ・グロジャンをレースドライバーとして起用し、今シーズンに挑む。
ロータスは、トールマンとしてF1に参戦し、その後ベネトン、ルノーとチームオーナーやチーム名は変わってきたが、設立当初から変わらずイギリスのエンストンにファクトリーを構えている。
ロペスは次のようにも述べ、新たな黄金時代への強い意欲を示した。
「トップチームへの復活は長期的な戦いとなる。だがこの目標を達成するためにはどんな苦労も惜しまない」