2014年シーズンにウィリアムズからF1デビューすると報じられたダニエル・フンカデラが、その報道をきっぱりと否定した。
現在フンカデラはメルセデスのドライバーとしてドイツツーリングカー選手権(DTM)を戦っており、メルセデスがウィリアムズに来季からエンジンを供給するため、両者は無関係ではない。
この関係がフンカデラにとって良い方向に働いた結果、フンカデラはカザフスタンの首都アスタナとスポンサー契約を結んだ。さらに、フンカデラのおじはルイス・ペレス・サラで、かつてHRTのチーム代表だった。
TAKグループのアルチュール・アルダヴィシュスは今年6月にこう話していた。「アスタナは、ダニが進歩し、ウィリアムズで経験を積み、メルセデスのドライバーになる準備を整えることを期待している」
しかしフンカデラは、『Speedweek(スピードウィーク)』、に対してウィリアムズのうわさはまったく的はずれだと報道を一蹴した。
「ノーだ。スペインではウィリアムズのことでいろいろ書かれているけどね。間違いだよ」
「2000万ユーロくらい持っていたらF1で走れるだろうけどね、それじゃあ僕にとっては意味がないんだ」
「才能と結果を求められて、選手権に参戦したい。DTMはそうだったんだ」
「レースに勝ちたいし、タイトルも獲りたい。F1は常に大きな目標だけど、今はDTMのことしか頭にないよ」