ポルシェAGが主催するポルシェ・テニスグランプリにおいて、女子テニス界のスーパースターであるマリア・シャラポワが昨年の大会に続き、見事優勝した。
【写真】シャラポワが2連覇のポルシェ・テニスグランプリ(全17枚)
満席のポルシェ・アリーナでプレーするロシア出身で26歳のシャラポワは、7名のトップ10プレーヤーを含むこのワールドクラスのトーナメントの決勝戦で、中国出身のナ・リーを相手に6-4、6-3で優勝し、昨年に続きポルシェ・テニスグランプリを制覇した。
この勝利は、先日ポルシェのブランドアンバサダーに就任した世界ランキング2位のシャラポワにとって、インディアンウェルズに続く今年2度目のトーナメント優勝となった。ポルシェAGの社長兼CEOのマティアス・ミューラーが、ポルシェ911カレラ4Sカブリオレのキーを彼女に手渡した。
「すばらしい1週間でした。すべての戦いがハードでしたが、クレーコートシーズンのすばらしいスタートとなりました」とマリア・シャラポワはコメント。昨年のポルシェ・テニスグランプリで優勝した後、シャラポワは全仏オープンで優勝を飾っている。しかし、まだ先のことを考える気持ちにはなれないようだ。
「少し疲れました。4回の対戦でほぼ10時間コートに立ちました」
「トップクラスのプレーヤーであるナ・リーを相手に戦うためには、常に完ぺきな集中力が必要でした」
ダブルスでは、ポルシェ・チームジャーマニ―のザビーネ・リシキとモナ・バルテルが、ベサニー・マテックサンズ(米国)とサニア・ミルザ(インド)のチームを6-4、7-5で破って優勝した。