かつてルイス・ハミルトン(マクラーレン)のマネジャーを務めていた父アンソニー・ハミルトン。もしアンソニーがまだマネジャーだったら、ルイスは無条件でマクラーレン残留のサインをすでに済ませていたであろう。
ルイスは、先週末のハンガリーGP(7月29日決勝)に父アンソニーを招待した。アンソニーはもうルイスのマネジメントに携わっておらず、先日もマネジャーを務めていたポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)とのパートナー解消が明らかになったばかりだ。
ハンガリーGPでポールポジションから優勝を決めたルイスの走りを目の当たりにしたアンソニーは、ルイスが来季以降もマクラーレンに残留すべきだときっぱり話した。
ルイスの高額な契約は今年で満了となる。しかし、メディアで紹介されたルイスとマクラーレン・グループ会長であるロン・デニス双方のコメントから察するに、来年度以降の契約をめぐる両者間の話し合いは微妙な時期にある。
アンソニーはハンガリーGPのレース後、イギリスのテレビ局『Sky(スカイ)』に「マクラーレンは、ルイスの精神が宿る場所」と話している。
さらに、「人生において本当に大切なのは、忠誠心であり、お金ではない」とも述べている。