マクラーレンのジェンソン・バトンは、モンテカルロ市街地サーキットで行われたモナコGP決勝を12番手からスタートして70周でクルマを降りたが、16位完走扱いになっている。
ジェンソン・バトン
「スタートでは、カムイ(小林可夢偉/ザウバー)のマシンに下敷きにされるかと思った。彼は誰かに跳ね飛ばされたみたいだね。サンデボーテ(1コーナー)の出口でマシンの固まりにつぶされるところだったけれど、何とか切り抜いてみせたよ」
「ピットストップ後、ヘイキ(コバライネン/ケーターハム)に引っかかった。僕らとは(ペースの差が大きいため)順位争いにならないのに、前方のマシンにつっかかってしまうと追い越しは困難だ。僕の方が速かったから、ほんとストレスがたまったよ」
「そして、第15コーナー(スイミング・プールのシケイン出口)でスキをついたところ、ヘイキと接触してタイヤがパンク、ゲームオーバーさ」
「今日の結果は予選の不振に原因がある。スタートでもツキがなかった。さらに、グリッド中団からスタートすると、どうしてもアクシデントの危険性が高まる」
「今日はツキがなかった。でも遅かれ早かれ、僕の日がやってくることを願う」