F1第19戦サンパウロGP(ブラジル、インテルラゴス・サーキット)で、優勝と3位表彰台を獲得したメルセデス。トト・ヴォルフ代表は次のように振り返った。
●【F1第19戦サンパウロGP】決勝レースのタイム結果、周回数、獲得ポイント
■チームとして不利になったと感じた
「チームにとってなんて週末だったんだ。自ら招いたエンジン・ペナルティにより不利な状況で始まり、昨日は厳しい失格処分を受け、今日のレースでも不利な状況になってしまった。このチームは常に団結しているけど、このような決定によって、我々はとても絆が深まったよ」
「すべてが自分たちに不利になったように感じ、それをルイスがずっと感じてきたのだと思う。そして今、我々はそれをチームとして一緒に感じ、戦いに臨んでいる」
■オーバーテイクショー
「昨日、ルイスはこれまでに見たことのないような最高のドライブを見せてくれた。この週末にどれだけのオーバーテイクがあったかは分からないけど、ルイスは右・左と、オーバーテイクしていった」
■勘弁してくれ!
「そして今日も、彼のドライビングは完璧だった。マックス(フェルスタッペン/レッドブル・ホンダ)はターン4で彼をコースから追い出したが、ルイスは巧妙に接触を避けた。このような素晴らしいドライバーたちを見ることができたのはいいことだが、5秒のペナルティを与えなかったのはなぜなんだ?勘弁してくれ!」
■先週はレッドブル・ホンダ、今週はメルセデス、来週はレッドブル・ホンダ優勢
「バルテリはチームのために重要なポイントを獲得した。彼のドライビングは週末を通じてトップクラスで、昨日のスプリントでの勝利に続いて、今日は非常に強い表彰台を獲得した」
「先週はメキシコで負けてしまったけど、今週はより速いパッケージを手に入れることができた。来週のカタールでは、レッドブルが非常に強くなる可能性があり、そう予想されている。強い方が勝つ一戦になる。先週末は彼ら、今週末は我々だった。我々は最後まで戦うよ」