レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンが、根強くささやかれるチーム移籍のうわさに関して「まったく気にしていない」と主張した。
今年からルノーに替えてホンダエンジンを搭載したレッドブルF1マシンで戦ったフェルスタッペンだが、ここまでに3勝を達成。ポールポジションも公式記録では2回獲得している。
ホンダエンジンは今季著しく進歩を遂げており、レッドブル・ホンダが2020年にはタイトル争いにからんでくるのは間違いないと考えられている。
ところが、2020年にレッドブルとの契約が満期を迎えるフェルスタッペンが2021年にはメルセデスもしくはフェラーリに移籍する可能性があるとのうわさも根強くささやかれ続けている。
ドイツの『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』から、自分の部屋の壁を塗り替えるとしたら銀色と赤色のどちらを選ぶかと質問されたフェルスタッペンは次のように答えている。
「僕は自分のお気に入りの色にするよ。青だね」
青が選択できない場合にはどうするかとさらに尋ねられたフェルスタッペンは笑いながら「じゃ、銀にするよ」と答え、次のように続けた。
「だけど、それはメルセデスやフェラーリとは何の関係もないよ。壁の色なら赤より銀の方が見栄えがいいと思うからさ」
「いろんなうわさや推測がささやかれていることは知っているよ。だけど、そのことが僕に影響を及ぼすことなど全然ないよ」
「僕は今自分が手にしているものが分かっているし、最終的には自分が何をすべきなのかも分かっている。それはできる限り速く走ることさ。それが僕が楽しいと感じることだからね」
そう語ったフェルスタッペンは次のように付け加えた。
「外部から何を言われようと、僕はまったく気にしないよ」