今年8月に肺の移植手術を受けたニキ・ラウダ(メルセデス/非常勤会長)だが、長い入院生活とリハビリ専門病院での身体機能回復治療を終え、現在はすでに自宅に戻っているようだ。
このニュースは、ラウダと同じオーストリア出身であり、友人でもあるレッドブルのヘルムート・マルコ(モータースポーツアドバイザー)が明らかにしたものだ。
そのマルコは少し前にラウダが2018年のF1最終戦アブダビGPで職場復帰しようと考えていることも明かしていたが、結局それはかなわず、ラウダの現場復帰は2019年に持ち越されている。
だが、マルコは『Servus TV(セアヴスTV)』に対し、ラウダの回復状態は「非常にいい」と語り、次のように続けた。
「5か月が過ぎ、ニキはやっと病院とリハビリテーションクリニックを出て家に戻ったよ」
「彼の内臓はすべて機能しているし、あとは体力を取り戻すだけだ。私は、来年3月のオーストラリア(開幕戦/3月17日決勝)には彼が戻ってくるだろうと楽観視しているよ」