ダニエル・リカルドとレッドブルが新たな契約を結んだことを間もなく発表することになりそうだ。
今季でレッドブルとの契約が切れるリカルドに関しては、これまでフェラーリもしくはメルセデスへ移籍するのではないかとのうわさがささやかれていた。
だが、メルセデスはすでに来季もルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスのコンビ継続を発表。フェラーリもキミ・ライコネン続投もしくはジュニアドライバーのシャルル・ルクレール(ザウバー)の昇格のいずれかに落ち着くことで間違いなさそうだ。
そして、リカルドも最近では「現時点での最善の選択はレッドブル残留」だろうと語るなど、2019年もレッドブルにとどまることがほぼ確定的だと考えられていた。
■夏休み前の発表が現実的だとリカルド
そんな中、ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』が、リカルドが次のように語ったと報じている。
「夏休みに入る前の発表が現実的だろうね」
「問題は契約期間だよ。今後数年のうちに多くのことが変わる予定だからね」
だが、リカルドとレッドブルがすでに合意に達しているのはほぼ間違いないようだ。恐らく、今週末に行われる夏休み前最後のレースとなるF1ハンガリーGP(29日決勝)において正式発表が行われるだろうと考えられている。
■気持ちをすっきりさせて夏休みを迎えたい
「気持ちをすっきりさせてから休みに入りたいんだ。そうすれば休みだって感じられるからね」
「数年前にトロロッソからレッドブルへ移ることになった時は夏休みの間にすべてが決まったんだ。だからあの8月は僕にとっては楽しいものではなかったよ」
そう続けたリカルドは次のように締めくくっている。
「もちろん、レッドブルはホンダとやることに決めている。つまり、彼らはテーブルの上ですべてのカードを明らかにしたようなものだし、僕が事のすべてを理解できる点までたどり着きつつあるよ。できれば、みんなに早く知らせることができるようにしたいね」