マクラーレンが、新たな株主を迎えたことが自分たちのドライバー決定に影響を及ぼすことはないと主張した。
マクラーレンは21日(月)に現在フォース・インディアのリザーブドライバーを務めているニコラス・ラティフィの父親を新たな株主として迎えたことを発表した。
伝えられるところによればカナダのビジネスマンであるラティフィの父親マイケル・ラティフィは約2億7千万ドル(約300億円)でマクラーレン・グループの株式10%を取得したという。
こうしたことから、2019年以降ニコラス・ラティフィにマクラーレンからF1デビューを飾るチャンスが生じるものと考えられている。
だが、マクラーレンは、今回の株式譲渡とニコラス・ラティフィのレーシングキャリアは完全に別の話だと主張している。
「マイケル・ラティフィによるマクラーレンへの投資と、ニコラス・ラティフィのドライバーとしてのキャリアには何の関係もない」
オランダの『Formule 1(フォーミュレ1)』にそう語ったマクラーレンのスポークスマンは次のように付け加えた。
「マイケル・ラティフィとマクラーレンとの取引においてはそれが条件となっている」