今週末に行われるF1ハンガリーGP(26日決勝)は、ウィリアムズにとって今後の進展を占うための重要なテストになる。
そう主張するのは、ウィリアムズのベテランドライバー、フェリペ・マッサだ。
ウィリアムズの2015年型車FW37は、搭載するメルセデスエンジンの優位性を利用できるパワーサーキットでは強さを発揮してみせている。高速サーキットとして知られる前戦イギリスGPでは、週末を通じてライバルのフェラーリを圧倒する速さを示していた。
だが、今週末に迎えるハンガロリンクのようなストレートが少なく、曲がりくねったレイアウトのサーキットには弱点がある。ハンガロリンクは「壁のないモナコ」だと形容するドライバーもいるが、今年のモナコGPでは、ウィリアムズ勢は予選、決勝を通じて後方に沈んでしまっていた。
だが、マッサは、チームはこうしたサーキットへの対応に取り組み、最近では大きく進展を遂げることができたとブラジルの『UOL(ウニヴェルソ・オンライン)』に次のように語った。
「もし、僕たちがハンガリーに着いて、そこでもまたフェラーリよりも速かったら、間違いなくどんなタイプのサーキットでも彼らより僕たちのほうが速いってことになるよ」