マレーシアGPの契約更新交渉が長引いている。
1月、セパン・サーキット代表ラズラン・ラザリはロンドンに飛び、もうすぐ切れるレースの開催契約についてF1 CEOバーニー・エクレストンと話し合った。
「決して、今年のF1(レース)が最後にはならない。私には自信がある」とコメントしたラザリ。
あれから三週間、2016年以降の契約は未だ結ばれていない。
それもそのはず、セパンのモクザニ・マハティール会長は11日(水)、まだエクレストンとの話し合いが続いていることを明らかにしたのだ。
「あと三年、納得の行く金額でF1を開けるかどうか、それが交渉の中心だ」と、マハティールはマレーシア国営『Bernama(ベルナマ通信)』に語った。
「それに、昨今の厳しい経済環境も考慮に入れなければならない。今はまだ何も決定していない」
記事によると、交渉の結果は3月29日(日)の2015年F1第2戦マレーシアGP決勝日までに明らかにされる。
ところで、開催中止となったF1韓国GP主催者のもとに一通の請求書が送りつけられたという。フランス『AFP通信』によると、年4,300万ドル(約51億円)といわれるF1グランプリ権利料の二倍が制裁金として課せられた模様だ。
ある韓国GP関係者は、「ロンドンにFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)を訪ねて話し合う計画だ」と述べた。