マクラーレンで昨年までテストドライバーを務めていたイギリス人ドライバーのゲイリー・パフェットが、2015年からホンダエンジンを搭載するマクラーレンの能力がどれほどのものかは分からないと語った。
パフェットはマクラーレンで数年テストを担当していたが、マクラーレンがこれまでのメルセデスエンジンからホンダへと移行したことにより、メルセデスのDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)チームメンバーでもあるパフェットは昨シーズン限りでマクラーレンを離脱している。
今年は、1980年代に圧倒的な強さを誇ったマクラーレン・ホンダが復活することになるが、その可能性に関してパフェットは『f1web.it』に次のように語った。
「(マクラーレン・ホンダは)前回は大きな成功を収めた。でも、今はどうなるのか予想するのは難しいね」
「成功するためには、ホンダはメルセデスのレベルに追いつく必要がある。それは非常に難しいことだろう」
そう語ったパフェットは、次のように付け加えた。
「マクラーレンのほうもシャシーを発展させる必要がある。ここ数年のクルマはチームの期待に応えられるようなものではなかったからね」