フェラーリでまたも大物技術者が解雇の危機だ。
V6ターボエンジン時代の幕開けを迎えた今季、出だしでつまづいたフェラーリでは、チーム代表のステファノ・ドメニカリがマルコ・マティアッチに後任の椅子を譲った。
さらに最新の報道によると、フェラーリは、年500万ユーロ(約6億9,300万円)もの契約金で元技術責任者のロス・ブラウンに戻ってもらおうと勧誘しているという。
だがそれも、さらに多くの現従業員に責任を取らせてからの話だ。
イタリア『Autosprint(オートスプリント)』誌は、フェラーリのエンジン主任、ルカ・マルモリーニが解雇の「瀬戸際」に立たされていると報じた。
同誌のアルベルト・アントニーニ記者は、仮にうわさが事実とすればマルモリーニの若き右腕マッティア・マリスが後任者だとしている。