ロマン・グロージャン(ロータス)は、トラブル続きのルノーエンジンにいらだちを募らせているようだ。
シーズン開幕前には、テストでロータスの新車E22の問題が明らかになり、グロージャンが怒ってツールボックスに手をたたきつける様子がインターネットで話題になった。
当時グロージャンはこう説明していた。「あれはメカニックとの冗談だったんだ。それを撮られて、あちこちに出回ってしまった」
しかし、F1第3戦バーレーンGP後に行われた2日間のテストでも、初日を担当したチームメートのパストール・マルドナードは「パワーユニット関連」の問題に苦しみ、2日目のグロージャンも、やはり「パワーユニットの不具合」でわずか16周の走行にとどまった。
これにはグロージャンもいらだちを隠していない。『Auto Hebdo(オート・エブド)』が次のようなコメントを伝えている。
「ルノーには、信頼性とパフォーマンスを向上させてもらいたい」とグロージャン。「今日のことは受け入れられないからね」
「これ以上のものを期待しているんだ」とグロージャンは続けている。
「ルノーは、中国(20日決勝)とバルセロナ(5月11日)で変更があると言っている。だから待つよ」