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衝撃!ハースF1予選失格!リアウイング不正発覚で2台とも最後尾スタート

2024年05月26日(日)5:31 am

2024年F1第8戦モナコGPの予選後、ハースF1の2台が予選失格となった。スチュワードが、ハース『VF-24』のリアウイングのDRS(ドラッグ・リダクション・システム)の開口部の不正を発見したためだ。

●【2024F1第8戦モナコGP】スターティンググリッド/タイムスケジュール・全セッションの結果

土曜の予選後、FIAテクニカルデリゲートのジョー・バウアーから次の通知を発行した。

「車両番号20番(マグヌッセン)および27番(ヒュルケンベルグ)のリアウイングの最上部の可動部分の位置を確認したところ、左右の外側部分が許可されている最大85mmを超えていた。これは技術規則第3.10.10 h)に違反しているため、この件をスチュワードに報告します」

これを受けたスチュワードは次のように判断した。

「チームは、この違反がウイングフラップの隙間設定における意図しないミスによるものであると説明しました。このウイングは新しいデザインで、モナコで初めて使用されたものです」

「旧デザインでは、ウイングの中心から計測された最大の隙間が規則に適合するように設定されていました。しかし、新しいデザインでは最大の隙間がウイングの端にありましたが、チームは新しいデザインに従って隙間を設定するようにメカニックを教育しておらず、その結果として規則に適合しない状態になりました」

チームは「規則に適合していないことで性能上の利点は得られなかった」と主張したが、国際スポーティング規則第1.3.3条により「これは無関係である」ことが明示されている。

ヒュルケンベルグとマグヌッセンは、予選でやや失速し、それぞれ12番手と15番手からレースをスタートする予定だったが、2台は最後尾からスタートすることになる。

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