ミック・シューマッハは2025年のインディカー参戦の有力候補に浮上した。
7冠ミハエル・シューマッハの息子である25歳のミック・シューマッハは、F1復帰という目標をまだ捨てきれておらず、現在はアルピーヌから世界耐久選手権(WEC)に参戦しながらメルセデスでのF1リザーブドライバーという2足のわらじを履いている。
■プレマがインディカー参戦計画
しかし、イタリアのF2とF3のトップチームであるプレマ・レーシングが来年、2台体制でインディカーに参戦することが発表されたばかりで新たな噂が出てきた。
プレマは現在、F2でオリバー・ベアマンとキミ・アントネッリという次のF1候補生コンビを走らせているが、シューマッハも過去にこのチームでドライブし、F2とF3のタイトルを獲得している。
「プレマが選手権に参加する時、それは数を稼ぐためではない」とチーム代表のルネ・ロジンは語った。
フランスの『Auto Hebdo(オト・エブド)』によると、プレマは現在、2025年に向けて経験豊富なインディカードライバーとチームを組む計画をしており、そのドライバーはヨーロッパのレース界で出世した新人ドライバーとペアを組む予定だという。
シューマッハは理想的な候補者だろう。
「シューマッハはシングルシーターに復帰したいという野心を隠したことはない」とゴンサロ・フォーブス記者は報じている。
「このドイツ人は、再びロジンたちと手を組み、2025年にインディカーで(シングルシーターに)復帰する可能性がある」。