メルセデスのトト・ヴォルフ代表は鈴鹿サーキットで開催されたF1日本GPのチェッカー後、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が4年連続タイトルを獲得するのは間違いないと認めた。
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「トトは最近、本当にいい人なんだ」とフェルスタッペンはニヤリ。
実際、ヴォルフは来年、フェラーリに移籍するルイス・ハミルトンの完璧な後釜を確保するために、この混乱を利用しようとしているのは明らかだ。
「トトの発言にあまりにも耳を傾けてはいけないと学んだよ」とレッドブルF1のクリスチャン・ホーナー代表も微笑んだ。
■鈴鹿がマルコ博士の最後のグランプリ?
一方、レッドブルF1のコンサルタントであるヘルムート・マルコ博士は、フェルスタッペンの将来について質問された時、次のようにコメントした。
「マックスは間違いなくクルマが良いところで走るだろうし、それは今のところレッドブル・レーシングであることは明らかだ」
しかしながら、鈴鹿がレッドブルのトップコンサルタントとしての最後の舞台となったのではという憶測が飛び交う中、ヘルムート・マルコ博士は週末を通じて多くの発言をし、サーキットにいたはずだが、レース後の祝賀写真撮影時には突如姿を消した」
しかし、もし鈴鹿が本当にマルコの最後のレースとなった場合、フェルスタッペンは即座に自由になってメルセデスに移籍する可能性がある。
■権力闘争を懸念する元レッドブルF1ドライバーたち
「舞台裏ではまだ多くの不安がある。我々はメディアを通して氷山の一角を知ることができるが、マルコはホーナーに満足しておらず、ホーナーはマルコに満足していない」と元レッドブルF1ドライバーのロバート・ドーンボスは主張する。
もう一人の元レッドブルF1ドライバー、ダニール・クビアトは『Speed City Broadcasting(スピード・シティ・ブロードキャスティング)』に次のように語った。
「クリスチャン・ホーナーとヘルムート・マルコのどちらが権力闘争に勝っているのかはわからない」。