1997年のワールドチャンピオン、ジャック・ビルヌーブがF1で最も人気のある人物のひとりに怒りをぶつけた。
●【2024F1第1戦バーレーンGP】予選タイム、タイム差、周回数
いつも笑顔で陽気な34歳のダニエル・リカルド(RB)は、2022年にマクラーレンから解雇された後、RBでキャリアを復活させたが、純粋に実力だけでF1に復帰する資格はないとビルヌーブは考えている。
「リカルドはイメージとソーシャルメディアの純粋な産物だ」とビルヌーブは『Betideas(ベティディアス)』に語った。
「彼の長いキャリアを結果で評価することはできない。無理だよ。結果を積み重ねていないのだから」
リカルドが250戦に出場して8勝を挙げていることについて、通算11勝のビルヌーブはそう指摘した。
「すごいことだよ。彼はネットフリックスに感謝したり、そういうことはできる。彼の笑顔、カメラの前でのパドックでの態度などね。結局、ツノダ(裕毅)相手でも、彼は素晴らしい結果を残せない」
「でも、彼はF1に価値をもたらしていて、それが彼がそこにいる理由だ。彼と同じくらい速くても、彼のようなイメージを持っていないドライバーはたくさんいる」
「だから、イメージの良いドライバーを選んだほうがいいんだ」と52歳のビルヌーブは付け加えた。