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世界的な人気者ギュンター・シュタイナー元ハース代表がF1解説者として復帰

2024年02月27日(火)9:23 am

オフシーズン中に解雇されたハースのチーム代表のギュンター・シュタイナーだが、F1界で“生き残った”ようだ。

シュタイナーは苦境に立たされているF1チームの将来の方向性をめぐってハースのオーナーであるジーン・ハースと対立。億万長者のハース氏は彼と袂を分かつことを決め、代わりに小松礼雄氏を代表へ昇格させた。

F1の『Netflix(ネットフリックス)』のシリーズ『Drive To Survive(ドライブ・トゥ・サバイブ=直訳:生き残るためにドライブする、邦題:『Formula 1: 栄光のグランプリ』)』の新シーズンが先週放送開始になったばかりだが、画面の中でカリスマ的な存在感を発揮し、世界的な人気を博した58歳のシュタイナーが、ドイツの放送局『RTL』のテレビ解説者のオファーを受け入れ、今週末の2024年開幕戦のためにバーレーンへやってくることになった。

『RTL』は『Sky Deutschland』と契約を結び、ハンガリー、スパ(ベルギー)、ザントフォールト(オランダ)、モンツァ(イタリア)、バクー(アゼルバイジャン)、ラスベガス(アメリカ)を含む今季の24レースのうち7週末を生中継する。

「ギュンターは多くのF1ファンから絶大な人気を誇る本物のキャラクターだ」と『RTL』の重役インガ・レシェックは語り、F1で経験豊富なカリスマ性のある新しいテレビ解説者を送り込むことになった。シュタイナーは『Osterreich(オスターライヒ)』紙に次のように語っている。

「私は自分の考えを述べるが、中立性を保つ。だが、明らかに私は率直な意見を述べるよ」。

『Drive To Survive』ならぬ「Talk To Survive(生き残るために話す)」ことになったようだが、世界的な人気者は今年もパドックと画面内で活躍することになりそうだ。

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