2024年F1開幕戦の地・バーレーン国際サーキットで、3日間という短いF1プレシーズンテストを終えて、メルセデスF1のアンドリュー・ショブリン(トラックサイド・エンジニアリングディレクター)は次のように振り返った。
■W14の欠点を改善できた
「ここバーレーンでは有益な3日間を過ごすことができ、(新車)W15の理解も順調に進んだ。昨年のクルマ(W14)と比べると、ドライバーたちからのフィードバックはまったく違っていて、よりポジティブなもので励みになった。チームはW14の欠点だったハンドリングの課題を改善するために懸命に努力してきた。そして、それらの問題の多くを解決できたようでうれしいよ」
■1年前よりはいい
「テスト期間中、クルマの理解は順調に進んだ。これからの数日間の課題はその結果を拾い上げ、レースウイークに持ち込むためのベストなパッケージを組み立てることだ」
「テストからペースを予測するのは決して簡単ではない、どのチームもペースを隠そうと思えば隠せるからね。しかし、12カ月前よりはるかに良いポジションにいるのは明らかだ。これからシーズン開幕戦に向けた最終準備で忙しい数日間を過ごすことになるが、週末のレースとこれからのシーズンをすでに楽しみにしている」。