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アルピーヌ離脱から半年…RB加入でF1に戻ってきたベテランのパーメイン「大量データを活かす分析チームを見つけた」

2024年02月24日(土)7:23 am

2024年F1開幕戦の地・バーレーン国際サーキットで、3日間という短いF1プレシーズンテストを終えて、オーストリア出身のピーター・バイエルCEO(ビザ・キャッシュアップRB)は次のように振り返った。

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■アラン・パーメイン(レーシング・ディレクター)

「我々にとって間違いなくポジティブな3日間だった。クルマは今週を通してとても安定して走ったし、膨大な量のデータも収集できた」

「私たちは品質テストに重点を置き、セットアップの変更に時間をかけ、クルマを理解するために質の高いテストに集中した。今日はそれにいくつかのロングランを組み合わせて、ダニエルとフルレースの距離を走ったが、完璧に進んだ」

「これから数日間で収集したデータを分析し、そこから学び、バーレーンのレースウィークだけでなく、もちろん今後のレースにも生かしていきたい」

「ここに来ることができて本当にうれしいし、今シーズンが本当に楽しみだ。私たちがクルマとチームを前進させるために集めたものを、活用できるだろう分析チームを見つけることができた。ここビザ・キャッシュアップRBの全員が来たるシーズンにとても興奮しているし、来週末のレース後に順位が判明するのを楽しみにしているよ」。

■アラン・パーメインとは?

イギリス人のアラン・パーメインは1967年生まれの57歳で、1989年にベネトンF1チームでテストエンジニアとしてF1キャリアをスタートした。

1997年からはルノーF1チームで活躍、COO(最高執行責任者)まで務めた。その後、イギリス・エンストンのチームは名称を変え、ロータスF1、ルノー、アルピーヌでスポーティングディレクターを務め、2023年にオットマー・サフナウアー元代表とともにチームを去っていた。

ミハエル・シューマッハやフェルナンド・アロンソなどチャンピオン経験者を間近で見てきて、勝てるチームになる過程を経験するなどF1界で非常に豊富な経験を持つ人物が、2024年1月から新生ビザ・キャッシュアップRB F1チームに加わったことで、チームが飛躍するための“エンジン”になることが期待されている。

なお、RBには同時期に元FIA(国際自動車連盟)のテクニカルディレクターだったティム・ゴスが最高技術責任者(CTO)として就任、レッドブル・テクノロジーから移籍してきたギヨーム・カッテラーニもテクニカル・ディレクター代理として加わっており、RBの体制は大幅に強化されている。

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