2024年F1プレシーズンテスト2日目が終了した。
午前中は赤旗が出されてセッションは中断していたが、残り約1時間となったところでセッション終了が正式にアナウンスされ、1時間短縮されて3時間で終えていた。赤旗終了の原因は、コース上にドレインカバー(排水溝のフタ)の破片が落ちていて、修復作業に時間がかかると判断したためだ。
午後のセッションは1時間プラスされて5時間のセッションとなった。
■F1テスト2日目(20〜1時)
順位 ドライバー(チーム) タイム差/周
1 C.サインツ(フェラーリ) 1:29.921/84
2 S.ペレス(レッドブル) 0.758/129
3 L.ハミルトン(メルセデス) 1.145/123
4 L.ノリス(マクラーレン) 1.335/52
5 D.リカルド(RB) 1.440/88
6 C.ルクレール(フェラーリ) 1.829/54
7 L.ストロール(アストンマーティン) 2.108/96
8 E.オコン(アルピーヌ) 2.140/78
9 V.ボッタス(Kiickザウバー) 2.306/97
10 O.ピアストリ(マクラーレン) 2.407/35
11 L.サージェント(ウィリアムズ) 2.657/117
12 F.アロンソ(アストンマーティン) 3.132/31
13 G.ジョウ(Kiickザウバー) 3.794/38
14 P.ガスリー(アルピーヌ) 3.883/33
15 K.マグヌッセン(ハース) 6.690/93
16 N.ヒュルケンベルグ(ハース) 7.588/31
17 角田裕毅(RB) 8.153/40
■FIAシステムチェック
セッションは残り15分を切ったところで、FIAがシステムチェックを開始したため、VSC(バーチャル・セーフティ・カー)、セーフティカー、その後赤旗が出された。その後、ドライバーたちはピットでタイヤ交換の練習をすると、6台はそのままピットレーンに向かった。
その6台とは、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、ランド・ノリス(マクラーレン)、バルテリ・ボッタス(Kickザウバー)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、エステバン・オコン(アルピーヌ)、ケビン・マグヌッセン(ハース)だ。
■まるで模擬レース
残り10分となったところで再びシグナルは赤から緑へと変わり、6台はフォーメーションラップのように走りながらグリッドへ向かった。
そのままグリッドに着くのかと思ったが、最終ターンを立ち上がった6台はそのまま加速し、5ワイドになりながらターン1へ飛び込んでいった。まるでスタート直後のレースシーンを見ているようで、ドライバーたちも楽しんでいるようだった。
その後、カルロス・サインツ(フェラーリ)もグリッドに着くと、各車はスタート練習を実施した。