2024年に向けたプレシーズンテスト初日を迎え、レッドブルの斬新な新マシンが他のF1ライバルを圧倒し、渦中のクリスチャン・ホーナー代表も満面の笑みを浮かべていた。
2番手のマクラーレンのランド・ノリスは、マックス・フェルスタッペンのベストラップタイムに1秒届かなかった。ライバルとの差を見たレッドブルのトップ・コンサルタントであるヘルムート・マルコ博士は「彼らは(レッドブルF1の)最新モデルをコピーしていないのかもしれないね」と微笑んだ。
■レッドブルF1は余裕を隠そうとしている?
マルコは、レッドブルのテスト序盤のペースを過小評価しようとしており、後続との差は「見た目ほど大きくない」と主張している。
「夕方の涼しい時間帯にフレッシュなミディアムタイヤを履いてコースに出たのは我々だけだったからね。だから午後に大きな飛躍ができたんだ」と彼は『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』に語った。