ルイス・ハミルトンの2025年フェラーリ移籍という衝撃的なニュースにより、アルピーヌのドライバー“3人”がシート争奪戦の「シリーシーズン」に参戦することになった。
エステバン・オコンはまだメルセデスF1の契約下にあることが明らかになり、ピエール・ガスリーは今季で契約が切れる。そしてWECとル・マン24時間に初挑戦するミック・シューマッハはメルセデスF1のリザーブドライバーだ。
■アルピーヌ、ドライバーとは常に話している
2024年については、アルピーヌのモータースポーツ担当副社長であるブルーノ・ファミンが引き続き指揮を執る。
「シリーシーズンが始まったと見ているが、一時停止中さ」と彼は『RMC』に微笑んだ。
「ドライバーたちにはとても満足している。ハミルトンが交代する前も後も、定期的に話をしている。自分たちがどこにいるのかはわかっている」
「しかし、我々は常に警戒していなければならない。セバスチャン・ベッテルが引退を表明したときもそうだった。すぐに崩壊してしまったので、常にスタンバイしておく必要がある。それも仕事の一部であり、普通のことだ」とファミンは付け加えた。
アルピーヌは、新しいF1マシンはステアリングホイールを除けばまったく新しいものだと主張しているが、ファミンはそれが今シーズンの成績を大きく向上させるのに十分かどうかはわからないという。
2024年に総合6位から5位以内に浮上することが現実的かどうか尋ねると、彼はこう答えた。
「わからないが、それは明示された目標ではない。4位か10位かわからないし、7チームも同じような質問を抱えているからね。苦戦する可能性はあるが、次のレースのための準備はできているよ」。