レッドブルF1のトップ・コンサルタントであるマルコは、昨年までアルファタウリと呼ばれ、今年から『Visa Cash App RB(ビザ・キャッシュアップRB)』に改名したイタリアのチームは、イギリスにあるレッドブルF1の近くに拠点を設けたものの、今でも独立したチームだと主張している。
マルコは『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌に次のように語っている。
「独自のリーダーシップを持つ独立したチームであることに変わりはない。たとえ今年は経験豊富なドライバーを起用するとしても、ジュニアチームのままであるべきだ」と、34歳のダニエル・リカルドを指して付け加えた。
■ホーナー「チームの外にも中にも選択肢がある」
オーストラリア人ドライバーのリカルドは、セルジオ・ペレスの後任として2025年のトップチーム候補であることは明らかだ。
レッドブル・レーシングのボスであるクリスチャン・ホーナーは、「我々にとって良いことは、チームの外にも中にも選択肢があるということだ」と語った。
ホーナーはメキシコ人のペレスの契約満了についても言及し、「クルマに競争力がある限り、次に何をしたいかを冷静に判断できる有利な状況にある」と付け加えている。
■マルコ「プレッシャーに強い」ローソンを高評価
もしペレスがシーズン終了後、あるいはそれ以前に移籍することになれば、リカルドのポジションは有望な若手ドライバーのリアム・ローソンに譲られることになるだろう。
マルコはこの21歳のニュージーランド人ドライバーについて、「プレッシャーがかかればかかるほど、彼は良くなっていったよ」と語った。