F1チームの価値が4倍に急上昇！最高値5730億円の2チームとは？「遊びではない。スポンサー、投資家、チームオーナーには経済的、財政的に合理性がある」と投資のプロでもあるトト・ヴォルフ代表
リバティ・メディアによる商業的買収と革新以来、このスポーツの人気と価値は急上昇しており、『Forbes（フォーブス）』は最近、平均的なチームが2019年の5億ドル（約716億円）から現在は約20億ドル（約2,864億円）へとほぼ4倍になったと見積もっている。
■遊び半分ではない。経済的、財政的に合理性がある投資だ
メルセデスF1の最高経営責任者であるトト・ヴォルフは、『Financial Times（フィナンシャル・タイムズ）』紙に次のように語っている。
「もはやトロフィー投資（賞金狙い）ではない。スポンサー、投資家、チームオーナーには経済的、財政的に合理性がある。そうでなければ、みんな遊び半分でそんなことはしないからだ」
■アストンマーティンF1とアルピーヌの評価額は？
実際、アストンマーティンでは最近、少数株主への売却によってシルバーストーンに本拠を置くチームの評価額が約13億ドル（約1,860億円）に達している。
そして現在はアルピーヌの24％がオトロ・キャピタルが率いるセレブリティ関連の投資家グループに売却されている。フランスの自動車メーカーであるルノーは、この取引はアルピーヌ・チームを「約9億ドル（約1,290億円）」で評価するものだと述べている。
■最高値はフェラーリとメルセデス
『Forbes（フォーブス）』誌によると、グリッド上で最も価値のあるチームはフェラーリとメルセデスで、それぞれ40億ドル（約5,730億円）近い価値があるという。
アストンマーティンのコマーシャル＆マーケティング・ディレクターであるジェファーソン・スラックは、『フィナンシャル・タイムズ』紙に次のように語っている。
「このスポーツは非常に健全だ。米国市場に参入し、多くの機関投資家がスポーツ界に参入している。スポーツ界に参入するには良い環境だ」。
