マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、2024年のF1で彼の優位性を脅かす3つのライバルチーム名を挙げた。
■激しい競争は望んではいないが期待している
今週アムステルダムで開催されたシム・レーシング・イベントで、レッドブルのドライバーであり3年連続ドライバーズ世界チャンピオンのマックス・フェルスタッペンは、来年も2023年レベルの優位性を維持するのは「ほぼ不可能」だと認めた。
「同じようなシーズンを送るのはほとんど不可能だ」とオランダの放送局『NOS』は26歳の発言を引用している。
「もちろん、僕たちはマシンをさらに発展させようとするだろうが、他のチームは僕たちから多くを学んでいる。競争が激しくなることを望んでいるわけではないけど、そうなることを期待しているよ」。
■注意すべき3チームは?
レッドブルは今年、2位と3位のメルセデスとフェラーリの倍以上のポイントを獲得したが、フェルスタッペンは2024年に向けてもう1つの重要なライバルに目を向けていることを認めている。2024年に最も恐れているチームはどこかとの質問に、オランダ人はこう答えた。
「予想するのは難しいね。毎週末、うまくいっているチームが違ったんだ」
「マクラーレンはしばらくそこにいるように見えたけど、また落ち込んだ。でも、彼らは進むべき道を知っているようだし、良い人材が働いている」と彼は語った。
「でも、メルセデスもまた勝ちたいだろうし、フェラーリも自分たちが何をしなければならないかわかっている」
フェルスタッペンは、ライバルたちが追い上げてきている最も明確な兆候は、2023年の予選でレッドブルが常に優位に立っていたわけではないことだと言う。
「来年は自動的にもっと接近するだろうね。今シーズンの予選でも、僕らにとっては必ずしも簡単なことではなかったことがわかったはずだよ」。