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サージェントの契約が決まった背景とは? アルボンとの予選対決は0勝22敗・・・ウィリアムズF1の「勇気」の欠如を示していると続投に厳しい意見のベテラン記者たち

2023年12月05日(火)13:34 pm

2023年の激しいシーズン終了後、多くのF1ジャーナリストが待ちに待った週末の休暇を控えていた頃、ウィリアムズは2024年の世界選手権に向けた最後のシートを発表し、来季のグリッドを完成させた。

ローガン・サージェント(ウィリアムズ)が来季も続投することで、F1史上初めてドライバーの顔ぶれがまったく変わらないシーズンを迎えることになる。

ウィリアムズF1代表のジェームス・ボウルズは次のように語った。

「ローガンは、世界の舞台でプレッシャーを受けながらも、絶大なスキルを発揮してきた。我々のチームにぴったりだ」

「我々は彼の能力に絶大な信頼を寄せており、力を合わせれば来シーズンは共にさらなる成功を収めることができると信じている」。

2024年グリッド最終候補には他の候補者も挙がっていたが、『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、この22歳のアメリカ人が最終的に、ウィリアムズの新しいオーナーであるアメリカのドリルトン・キャピタルの“貴重な後ろ盾”を得たと考えている。

ヨーロッパ時間の金曜日の遅い時間帯に発表されたことについては、ルーキー・シーズンでのサージェントの苦戦が明らかであったことから、このニュースの注目度を下げて控え目に伝えるために意図的なものだったという見方もある。

「発表があったのは、欧州中央時間の午後5時30分だ」

「どうやらアメリカ人ドライバーの母国市場に合わせたようだ」と特派員のトビアス・グルーナーは述べた。

しかし、ベテランF1ジャーナリストのロジャー・ブノワは、ウィリアムズがサージェントを信頼し続けているのは「将来を見据える勇気のない」チームだと考えている。

「ローガン・サージェントが生き残ったという事実は、ナンセンスか、資金不足を示している」と彼はスイスの『Blick(ブリック)』紙に書いている。

「このアメリカ人は統計的に今季最悪のドライバーで、世界選手権ポイントは1ポイント、アレックス・アルボンとの予選対決は0勝22敗だった」。

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