F1で2冠のフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)は、いつかル・マンに復帰する計画があるようだ。それもおそらく3年連続F1世界チャンピオンになったマックス・フェルスタッペンとともに。
フェルスタッペンは日本で開催されたホンダ・サンクスデーで、「フェルナンドとはその話をしているんだ」と認めた。
「彼(アロンソ)は僕と一緒にル・マンを走りたいって言うから、そうなったらいいねって言ったんだ」。
■F1とスポーツカーは別物だ
そのル・マン24時間レースに来年参戦するミック・シューマッハは、WEC(世界耐久選手権)でアルピーヌのプロトタイプカーをドライブするが、それは彼のF1キャリアにとってプラスにはならないだろうと元F1ドライバーのクリスチャン・ダナーは語った。
ダナーは、耐久スポーツカーの世界はF1とは“まったく別のモータースポーツ”だと主張する。
「世界耐久選手権でのドライビングは、100%F1への切符にはならない。どんなことがあってもね」と彼は『sport.de』に語った。
むしろ、シューマッハが少なくとも2024年までメルセデスのリザーブの役割を維持することは良いことだと彼は考えている。
「もし(ルイス・)ハミルトンや(ジョージ・)ラッセルがレースに出られなくなり、シューマッハがその代役を務めることになれば、それは少なくとも再びF1に推薦されるチャンスになるということだ」とダナーは語った。
■クビサ、F1に匹敵するシリーズはない
また、今年LMP2でWECタイトルを獲得したF1優勝経験もあるロバート・クビサによれば、F1に匹敵するシリーズはないという。
アロンソと友人のクビサは、フォーミュラEのチームからオファーを受けたが断ったと明かした。
「何度かオファーがあったし、大金も断ったよ」
「でも、僕にとって競争力のあるマシンは音(ノイズ)が出なければならないんだ」。