マックス・フェルスタッペン(レッドブル)で元F1ドライバーの父ヨスは、息子マックスが2023年シーズンに圧倒的なパフォーマンスを発揮している最中に心臓手術を受けていたと明かした。
51歳の元F1ドライバーはオランダの雑誌『Formule 1(フォーミュラ1)』に、「手術を受けなければならなかったのは腹立たしいが、今は解決している」と語った。
現在では息子マックス・フェルスタッペンの日常的なマネジメントに関わることは少なくなったが、ヨスは今でも多くのグランプリに足を運ぶ一方で、下位カテゴリーのラリーイベントにも参戦している。
■100歳まで生きられる
心臓の問題については、ヨスは次のように認めた。
「幸いなことに、彼らは問題を発見することができたので、今では再び調子が良くなったと感じているよ」
「私がずっと抱えてきたものなのに、発見されなかったが、すぐに解決できていたかもしれない。でも、それがあっても100歳まで生きられるよ」とヨスは付け加えた。
「心臓の手術はいつでもドキドキするものだ。なぜなら手術は何か悪いことが起こる可能性があるし、完全に他人に依存しているからね」
「でも、20年前に首のヘルニアも患っていたから、余計に緊張したんだ」
■人生観が変わった
ヨス・フェルスタッペンは、この手術が健康について新たな視点が得られたことを認めた。
「物事を前向きにとらえ、自分が持っているものにさらに感謝するようになった」
「僕には素敵な妻と2人の小さな子供たちがいるし、できるだけ長く一緒に美しい時間を過ごしたいと思っている」
■息子の評判は気にしない
26歳のトリプル世界チャンピオンになったばかりの息子の輝かしい2023年シーズンの活躍について、父ヨスは、マックスがふさわしい称賛を得られないことが多いのが気になるかと尋ねられた。
「彼はそんなことは気にしていないよ。パドックのみんなも、家族のみんなも、マックスがどれだけ自分の仕事をいかにうまくやっているか知っていると思う。世の中の人がどう思うかなんて、どうでもいいことなんだ」。