F1は2024年に向けて週末の「スプリントレース」フォーマットの調整に一歩近づいたようだ。F1委員会は金曜日のF1最終戦アブダビGPで会合を開き、そこで関係者は「スプリントとグランプリの活動」をより明確に分けるために、フォーマットの「更新を支持」した。
主な変更点は、スプリント予選を金曜日のフリー走行後のセッションに移し、日曜日のグランプリのための本予選に先立って土曜日にスプリントレースが行われることになると考えられている。
■マクラーレン代表「セッション順とパルクフェルメの変更」
マクラーレン代表のアンドレア・ステラは、「セッションの順序を調整し、パルクフェルメのルールに関していくつかの変更を加えるのが正しい方向だと考えている」と語った。
■レッドブルF1代表はリバース・スプリントグリッド推進派
現在、1月のF1委員会会議に向けて詳細な提案が準備される予定で、レッドブルF1のクリスチャン・ホーナー代表も、行列が多いショートレースを盛り上げるためにリバース・スプリントグリッドの導入を引き続き主張している。
「スポーツフォーラム内でもう少し取り組む必要があると思う」と彼は語った。
「その後、新年早々に次回の委員会会議に出席し、できればフォーマットを最終決定する予定だ」。
■トスト代表、新人ドライバーのためにFP1を90分に
アブダビGPでF1を引退するアルファタウリのフランツ・トスト代表も、慌ただしいスプリント週末の間に経験の浅いドライバーを助けるために、金曜日のフリー走行を90分に延長することを主張していることを認めた。
その変更がなければ、F1チームは「新人ドライバーを採用するかどうか」について非常に真剣に考えなければならないだろうと彼は言った。