ルノー傘下のアルピーヌは11月22日、ミック・シューマッハと2024年の世界耐久選手権(WEC)に参戦する契約を結んだことを明らかにした。
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アルピーヌは、2024年2月7日の発表イベントでドライバーラインナップとA424の公式カラーリングを公開する予定だ。
しかし、メルセデスF1のトト・ヴォルフ代表は、ミック・シューマッハが2024年にメルセデスのリザーブドライバーを退くことはないと明言している。
「ひとつはっきりしているのは、我々はミックを失っていないということだ」と『Bild(ビルト)』紙に語った。
■初の耐久レース参戦へ
ミック・シューマッハは、2015年からF4に参戦、2017年からヨーロッパF3へ参戦し、2018年ヨーロッパF3タイトルを獲得した。
その2年後の2020年にはF2チャンピオンシップを制した。7度のワールドチャンピオンに輝いたミハエル・シューマッハの息子としてF1に昇格し、2021年と2022年にハースF1チームでレースに参戦した後、2023年はメルセデスのリザーブドライバーとして移籍した。
2024年は再びレーシングドライバーとしてステアリングを握り、耐久レースという新しい挑戦に挑むことになる。