元メルセデスF1代表のノルベルト・ハウグによると、F1を完全に支配しているレッドブルは批判されるべきでないという。
●【2023F1第23戦アブダビGP】全セッションの結果・開催スケジュール
ハウグは、マックス・フェルスタッペンがチームメイトのセルジオ・ペレスを含むF1全体を圧倒していることは、F1の歴史上まったく前例のないことだと考えている。
「このような明確な優劣は、どの視点から競争力の状況を見るかにもよるが、1950年以降のF1の歴史の中で起こったことはない」と彼は『DPA通信』に語った。
ハウグは、この状況が来年の世界選手権の盛り上がりに良くないことを認めつつも、レッドブルが批判される筋合いはないと主張した。
「これはフェルスタッペンとレッドブルの圧倒的な強さを物語っていると同時に、2023年の競争力が今ひとつだったことを明確に示している」と彼は語った。